手捏ねの丸パンを、初めての人が一番簡単に作る方法
うちは朝はパン派なので、結婚してからはいつもスーパーで安くて不味い食パンを買っていました。
時にパン屋さんに入ることもありましたが、軽く一ヶ月の食パン費を超えました。
実は高校生の頃からパン作りに興味があったのですが、家庭で作るにはホームベーカリーがないと作れないのだと思っていました。
実際その頃本屋に寄っても「ホームベーカリーでつくる…」というタイトルばかりで、
よく考えればパン屋さんは手捏ねしているじゃない?!ってことにも気がつきませんでした。
自宅で初心者がパンは作れるか?
教室に通わなければいけないのか?
必ず通わなければならないわけでもなさそうだったので、まずチャレンジしてみることにしました。
どうしても出来なかったら通ってみよう、くらいの感覚で、今年の1月頃からパン作りを始めました。
一番ベーシックな丸パンを手捏ねで無知でも今から一番楽に作る方法
温度とか計らないし
左手は使わない
細かいことは後で勉強するとしてとりあえずやってみよ
No.1 ミキシング~捏ね
常温の環境(寒くない)
ボウル
キッチンスケール
シリコンヘラ(混ぜるもの)
キッチンマットまたはまな板(生地を捏ねる場所)
強力粉 300g
塩 4g
砂糖 20g
インスタントドライイースト 3g
水(人肌~常温) 185g
サラダ油 適量
①大きめのボウルをキッチンスケールに乗せます
(スケールがアナログの場合は乗せたときの重量を覚えておいてください)
②強力粉とイーストをボウルに入れて混ぜる
③そこへ砂糖と、塩を入れて混ぜる
※塩はイーストとぶつかると発酵障害が起きるので
④水を入れて混ぜる
⑤粉っぽく水っぽくもなくなってきたら、キッチンマットにとり出す
⑥最初に生地を握るように捏ねます
⑦全体がまんべんなく混ざってきたら、手のひらの下の方、親指の付け根あたり全体で、手前から奥へ伸ばすように捏ねます
ゆっくり優しくでOK
私は最初キッチンマットがなく、まな板だったので左手はまな板に添え、ずれないようにし、右手だけで捏ねました。
⑧だいたい10分ほどすると生地が変わってくるかんじが分かります
くっついていたのが離れてきます。
⑨余裕があればさっきのボウルの内側にサラダ油を薄く塗り、ボウルに生地を丸めて入れます
保湿のためサランラップしておきます。
No.2 一時発酵
常温で三時間発酵
時間はおおよそであって、2倍ほどに膨らんでいたらもうOK
温度が高いほど早く発酵終わります。
もしここで夜が来てしまったらNo.1-⑨のあと冷蔵庫に入れてお休みさせます。
翌朝膨れているので、一時間ほど常温に放置すればOK
※オーバーナイト発酵といいます。
No.3 分割~成形
キッチンマット
スケッパーかシリコンヘラ(生地を切るもの)
強力粉
①まな板やキッチンマットに強力粉を薄く振って、生地を取り出します
②ガス抜き:全体を潰してガスを抜きます
③分割:スケッパーかシリコンヘラのように切れるもので8分割します
④ベンチタイム → 余裕があればこのまま生地にサランラップをかけて20分ほど放置
⑤形成:生地の綺麗な部分を伸ばすように、全体を包むように、張らせるように丸めます
No.4 二次発酵
クッキングペーパー
発酵してから移動させるとしぼむので、二次発酵はクッキングペーパーのうえで行います
①ラップをして一時間~二時間待つ
二倍以上に膨らんだらOK
②オーブンを余熱し、焼いていきます
うちは2009年製の家電で古いので熱伝導が弱い上に、200度が限界なので200度余熱で40分焼きます
230度くらいに余熱できる場合は15-20分ほど焼いてください
(230度オーブンでも実証済み)
古くて弱いうちのようなオーブンなら心配ないですが、温度が高くなるオーブンは焦げます
自身のオーブンの癖を知りましょう
はじめのうちはよく見ておいた方がいいです
③焼き上がったらあら熱をとり、すぐに食べるぶん以外は一枚ずつラップに巻いて冷凍
手作りパンは常温保存では腐りやすいです
No.5 食べるときは
事前に冷凍庫から出して冷蔵庫で解凍するか、冷凍庫から直接トーストしてください
うちはやはり温度が低く弱いので二回トーストしてます
まとめ
作れば作るほど上手になります。
私も何度も何度も同じパンを作りました。
旦那も上手くなったねって食べてくれます。
今回書いたものは最低限のやり方で、思いつきでも今からはじめての人も作れるようにまとめてみました。